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石川県の農業紹介
日本列島のほぼ真ん中に位置する石川県。南部は白山国立公園に抱かれ、そこに源を発する手取川が県中央部に肥沃な加賀平野を形成しています。北部は、日本海にぐるりと囲まれた能登半島。能登半島沖では寒流と暖流が交わりあい、それが四季折々の変化に富んだ風土をはぐくみ、今日まで受け継がれてきた美しい自然、海・里・山の豊かな恵みなどをもたらしています。県の総人口は約117万人(平成21年現在)。県都金沢は日本有数の城下町として知られ、歴史の面影を色濃く残す一方で近代的な街づくりも着々と進められています。
・県庁所在地: 金沢市
・人口 : 1,165,410人 うち 男 562,195人、女 603,215人
・人口密度 : 278.43人/平方キロメートル
・世帯数 : 443,860世帯
・1世帯当たり人員: 2.63人 (平成22年3月1日現在)
石川県では、藩政期から作られている加賀野菜・能登野菜などの農産物をはじめ、豊富な魚介類、九谷焼・輪島塗に代表される伝統工芸、茶道や謡といった伝統文化など、有形無形の資源が融合した食文化が県民の暮らしに浸透し、その流れを今日の石川の食品産業が受け継いでいます。また、長い海岸線や霊峰白山が作り出す景観、加賀百万石の風情が残る金沢の街並みなども貴重な地域資源となっています。
石川県の農業はこうした風土で育まれてきました。手取川扇状地を中心とする県南部の加賀地域は、平坦部は稲作地帯で農業法人や大規模経営農家が比較的多く、金沢市の海岸沿いの砂丘地帯ではスイカ・ダイコンなどの野菜、山間部はナシ・リンゴなどの果樹生産が盛んです。ただ、農産物価格の低迷や資材価格の高騰を受けて近年は農業経営が厳しい状況にあり、大規模化した経営の次世代継承も大きな課題となっています。
一方、県北部の能登地域は農林水産業と観光が主力産業で、とりわけ農業の振興が当地域の浮沈の鍵を握っています。しかし農業に目を向ければ、中山間地域が多いためほ場条件が悪く、99%が家族経営で経営耕地面積1ha未満が68%、2ha未満でいえば90%と小規模農家の比率が極めて高いのが特徴です。農業者の減少や高齢化も深刻化し、せっかくの特色ある食材を地域の活性化に活かし切れない現実があります。
石川県は今後、能登空港の機能強化や能越自動車道・北陸新幹線の開業を間近に控えて交流人口の急速な拡大が見込まれます。食の安全性や商品の特異性、地元産品を求めるマーケットニーズに応えていくためにも、各地域が有する資源を十分活用した足腰の強い農業への進化が求められています。
・気候 :年平均気温は約13?14度 年間降水量約2,200?2,500mm
日本海側気候型で冬は雪が降り、日照時間が短い
・耕地 :総土地面積に占める耕地面積は10.5%(全国12.5%)
うち水田面積83.6%(全国54.4%)
・農家人口 :総人口の8.1%(全国平均6.6%) 専業14.8% 兼業85.2%
・農業産出額:557億円 米の構成比が53.7%と高いことが特徴(全国平均21.4%)
・主な品目 :米、スイカ、ダイコン、トマト、キュウリ、メロン、サツマイモ、レンコン、
リンゴ、ナシ、ブドウ、カキ、酪農、養豚、養鶏





